宇佐(高知) 2015年10月 Usa (Kochi),October 2015

2015年2回目の宇佐ニタリウォッチング。土佐湾に周年いるニタリは船にも慣れてるせいかフレンドリーな個体が多い気がします。今回も船のすぐ横でスパイホップしたりぐる~っと一回転してお腹を見せてくれたりとサービス満点。2015年の最後を飾る、楽しいウォッチングとなりました。いつもながら、宇佐の皆様の素晴らしいホスピタリティに感謝。


アラスカ 2015年8月 Alaska, August 2015

気が付けば9回目のアラスカ。自分にとって一区切りとなる年かなと思って行ったのが良かったのか、過去最高クラスの連日快晴。晴れればシャチも探せるわけで、恒例のトランジエント「ATグループ」とレジデントを4日連続で観察。入り江にはカラフトマスが溢れ、空にはハクトウワシ。夜にはオーロラも見られたオマケつき。やっぱり自分にとって世界一美しい風景がありました。


宇佐(高知) 2015年8月 Usa, August 2015

真夏の日差しの下、土佐ブルーの海でニタリクジラ&ハセイルカのウォッチング。鏡のような海面を跳ね泳ぐイルカ、船と並走して何度もお腹を見せて回転するニタリ。これぞ土佐湾の真骨頂!というような充実のウォッチングでした。何度訪れてもこの海の魅力は尽きません。


天草(熊本) 2015年7月 Amakusa, July 2015

ミナミハンドウイルカが見られることはずっと知っていたけど、なんとなく機会がなくて行けてなかった天草へ。結果、もっと早くから行っておけばよかったと思う程の満足度。漁港から出て5分もしないうちに100頭以上のイルカに囲まれる場所はそうないでしょう。イルカパラダイスを満喫しました。


知床(北海道) 2015年6月 Shiretoko, June 2015

5度目の知床、羅臼の海。予定の1週間前から、ぞれまでずっと順調だったシャチ記録が途絶え、これはあかんパターンっぽい・・・と覚悟して行きました。ところが一緒に行った羅臼初挑戦の皆さんのビギナーズラックが爆発、2日間シャチまみれ。1日目は念願の海中のシャチがくっきり見える凪の海、2日目はブリーチ祭りでした。過去3回も痛い目に遭った経験が今になってやっと報われている気がします。さて来年はどうなりますことやら。


陸奥湾 2015年5月 Mutsu Bay, May 2015

これまで釧路やアメリカでちらほら見たことはあるカマイルカですが、あらためてじっくり見たくなって初めての陸奥湾へ。風が強い土地柄で思ったより揺れるウォッチングでしたが、カマイルカは元気な姿を見せてくれました。軽やかでいて豪快なジャンプは思わず見とれます。これも恒例のウォッチング場所になりそう・・・。


アマゾン 2015年5月 Amazon, May 2015

2年前に楽しませてくれたアマゾンカワイルカに会いに、気がつけば3度目のアマゾン。雨季の終わりで前回より少し雨が多かったものの、ネグロ川の豊かな自然は健在。カワイルカにピラルク、カイマンにリスザル・・・。地球の反対側にある素晴らしい世界に文字通り身も心もどっぷり浸かった旅でした。また行きたい!


モントレー(カリフォルニア) 2015年4月 Monterey Bay, April 2015

ホエールウォッチャーならだれもが知ってるモントレー。風光明媚な海と風の街でたくさんの海の生き物を見ることができました。シャチは残念ながらニアミスでしたが、それを補って余りある賑やかな旅。出迎えてくれた生き物たち、楽しい時間を共有した最高のメンバーに今回も感謝です。


土佐湾(高知) 2014年10月 Tosa Bay (Kochi, Japan) October 2014

台風の影響で一度はおじゃんになり、リベンジを期して挑戦した久しぶりのニタリクジラウォッチング。天気も良く、最高で8頭くらいは見ることができて大満足。どのクジラもそうですが、「海の貴婦人」と言われるニタリクジラにもスマートな体型ならではの抜群の美しさがあると思います。思わず誰もが「キレイー!」と叫んでしまうクジラも珍しいかも。また来年も出会えますように。


南アフリカ 2014年9月 South Africa, September 2014

南アフリカで見たいものといえばやっぱりミナミセミクジラとケープペンギン!というわけでペンギンコロニーのあるボルダーズビーチと、陸からクジラが見られることで有名なハマナスの街へ。朝、カフェのテーブルでごはん食べながらブリーチするセミクジラが見物できるというゼイタクさ。ペンギンも見飽きなかったし、テーブルマウンテンの風景も新鮮。自分のアフリカ観が大きく変わった南アフリカの旅でした。


ボツワナ 2014年9月 Botswana, September 2014

人生で初めてのアフリカ大陸。そしてアフリカと言えばやっぱり野生の王国!子供の時に見てた「わく●く動物ランド」の世界を夢見てボツワナ、オカバンゴデルタとチョベ国立公園へ。結果は・・・連日サファリパークか!という動物パラダイス。アフリカゾウもキリンもライオンもシマウマも、自然で見るとやっぱり美しさが全然違うと実感しました。これまで海の動物オンリーだったけど、サファリも非常に魅力的。アフリカは想像以上に奥が深い世界でした。


アラスカ 2014年8月 Alaska, August 2014

8度目のアラスカは、ひたすらに雨。晴れた日が1日もなかったという過去最低レベルの天気運。とはいえ、アラスカの自然の豊かさは変わらず。サケが跳ね、クマが歩き、ハクトウワシが舞う。悪天候ながら、半分ラッキー、半分執念で3日間にわたってシャチを発見。うち2日はこの海にもう7頭しかいないグループの4頭。近い将来いなくなってしまう個体群ではあるものの、まだ変わらず元気な姿を見られて幸せでした。そしてまた来年も来たいなあと思ってしまう。これぞアラスカンマジックでしょう。


知床(北海道) 2014年6月 Shiretoko, June 2014

これまで3度挑戦してことごとくハズレを引いてきた知床のシャチウォッチング。4度目にチャレンジするかどうか迷ったけど、もう見れなくてもいいわ~というダメモト気分で参加。・・・結果、やっと大当たり。週末の2日間だけでしたが、シャチにまみれました。賭けでこのためにカメラもやっと一眼(でもミラーレス)に買い替えたのも大正解。いつになくがんばって写真を撮ってしまいました。魚食性のと哺乳類食性、どちらのグループとも遭遇しましたが、動きとかがまるでアラスカのシャチを見ているようで興味深いものがありました。知床、シャチパラダイス!


熊野灘(南紀) 2014年5月 The Sea of Kumano, May 2014

ワーホリから帰国して初めての国内ウォッチングは久しぶりの南紀へ。熊野灘の春と言えばやっぱりマッコウ。どうやらこの海とは相性がいいようで、初回に引き続き、凪の海でたくさんのマッコウ・ハナゴンドウ・スジイルカ(とマンボウ)に出会うことができました。海面では材木みたいにプカプカ浮いてるのんびりマッコウと、キビキビしたバウライドで楽しませてくれるイルカの対比が毎回実に楽しいウォッチングです。ちなみにこの旅をさらに充実させてくれる要素は下船後の料理と温泉だったりします。


アメリカ東部 2013年10月 The American East, October 2013

“Almost heaven, West Virginia, Blue Ridge mountains Shenandoah river ~”で始まるジョン・デンバーの名曲「カントリーロード」の世界であるウェストバージニアとバージニアの旅。“Mountain State”の異名を持つウェストバージニアだけあって、紅葉のピークを迎えた山々とその間を流れる渓流が見事な錦秋の風景を見せてくれました。日本みたいな紅葉のピンポイント予想なんてないので、この直前のアメリカ西部の旅に引き続いて相当な距離を走り回るドライブツアーに。紅葉と清流が織りなす風景はどこか日本的でありながら、やっぱり何かが違う。アメリカ東部の秋もまた良いものでした。


アメリカ西部 2013年10月 The American West, October 2013

ネバダ、アリゾナ、ユタ、コロラド州をモーターホームで周った旅。まさかのアメリカ政府シャットダウン状態で国立公園に入れないのが残念でしたが、とにかく広大なアメリカの大地をひた走るスケールの大きな旅にはこれまでのクジラ旅とはまた違う新鮮な面白さがありました。今まで以上に、やっぱりアメリカって広いな~と心底実感。一見同じように見えて、その実どの州にも独自の景観の魅力があって、車で何時間走っていても見飽きるということがない。そんな自然の懐の深さを肌で感じられるワイルド・ウェストです。


カナダ東部 2013年9月 Eastern Canada, September 2013

ビクトリアからニューブランズウィック経由でファンディ湾に面したノヴァスコシアの田舎町Tivertonへ。ホエールウォッチング業者で住み込みボランティアを経験したのち、長距離バスを乗り継いでケベックシティ、モントリオール、トロントと旅した1ヶ月。人生初の大西洋で見るザトウクジラやタイセイヨウカマイルカに感動、セントローレンス川沿いの街タドゥサックではベルーガにも出会うことができました。個人的には大都会なモントリオールやトロントよりも歴史情緒の漂うケベックシティの方が落ち着いて過ごせる印象だったかな。あとモン-トレンブランの錦秋は見事の一言。定番のナイアガラもやっぱり実際に見ると圧巻だし、最後には念願のカナダ横断VIA鉄道4泊5日の旅でバンクーバーに帰着。経験した自然や文化の多様性という点ではこれまででダントツな1ヶ月でした。


アラスカ 2013年8月 Alaska, August 2013

通算7回目のアラスカは、動物ウォッチングとしてはちょっと寂しい結果に終わった前年を払拭すべく臨んだリベンジマッチ。蓋を開けてみれば、連日快晴だったという前週とは裏腹に、もう秋の到来を感じざるを得ない雨、雨、雨。「またかいー!」とテンションダウンしかけたものの、そこはクジラの神様がちょっとは微笑んでくれたのか、これまでの経験でもトップクラスをいく数のシャチの大家族と遭遇。ひとつのポッドだったのか複数によるスーパーポッドだったのかは不明ですが、念願の「シャチまみれ」状態(もれなくしっかり雨まみれにもなりつつ)。今年はついに本物のタコ入りタコ焼きの製作にも成功、ザトウ&氷河カヤックもクリア、なんだかんだで(天気以外は)かなーり満足度の高い旅として締めくくることができました。来年は是非とも快晴&スーパーポッドを・・・。


東南アラスカ~ジョンストン海峡 2013年7月 Southeast Alaska, Inside Passage & Johnstone Strait, July 2013

ビクトリアからサンファン島を経てシアトル経由でジュノーへ、そこからフェリーでバンクーバー島を目指して一路沿岸水路を南下し、ジョンストン海峡を経て戻ってきた旅。初めて訪れた東南アラスカはサケとザトウクジラのパラダイス。川を遡上するサケが埋め尽くし、クマやハクトウワシが当たり前のようにいる豊かな自然の風景はまさにワイルド・アラスカ。針葉樹が生い茂る島々の間を縫うように辿っていくフェリーの道中でも頻繁にザトウやシャチに遭遇し、7年ぶりとなるジョンストンではかつて出会ったシャチのポッドとも再会。東南アラスカとバンクーバー島、2つの自然を満喫した旅でした。


カナディアンロッキー 2013年7月 Canadian Rockies, July 2013

カナダにいるなら一度は行かねば!ということでロッキーへ。バンフからジャスパーまで、氷河を抱く険しい岩山とエメラルドグリーンの湖が作り出す山岳美を堪能。10年以上前に訪れたことがありましたが、北米大陸ならではのスケールの大きさが何と言ってもカナディアンロッキーの魅力。壮大な風景は見る人間を圧倒するようで、ため息が出ます。さすがカナダ屈指の名勝、そこには10年前と変わらない美しさがありました。


シーワールド(フロリダ) 2013年7月 Seaworld Orlando, Florida July 2013

サンディエゴのシーワールドと並ぶ巨大テーマパーク。せっかくフロリダまで来たなら一度くらいは、というわけで行ってきました。まあ個人的には一度行けばもういいかな、という場所ではありますが。それでもShamuファミリーのショーはアメリカンらしさ全開でエンターテインメントとしてはさすがといったところ。ヒモ付きボールに夢中な子シャチがプリティーでした。


アマゾン川 2013年7月 The River Amazon, July 2013

まさかアマゾン川を再び旅することになるとは思ってませんでしたが、気づけばブラックティー色の水に飛び込んでました。前回が嘘のように周りはアマゾンカワイルカだらけ。たぶん一生分イルカに触りたおしたと思います。最初は「つくづくブッサイクなイルカやなー」と思ってましたが、旅が終わる頃には「あのデコボコ顔が最高にカワイイ!」などという心境になってましたから、実体験畏るべし。お約束のピラニアにピラルク、メガネカイマン、コンドルにカラカラ、名前も分からないインコにリスザルなどなど、熱帯雨林の多様性を実感させてくれる旅でした。空から見た文字通り「緑の海」が忘れられません。


カリフォルニア西海岸 2013年6月 West Coast, California, June 2013

日差しがまぶしいウェスト・コーストの夏、ホエールウォッチングの主役はいつもお客さんを楽しませてくれるイルカの大群に、見ごたえ抜群のパフォーマー・ザトウクジラ、それにクジラ界のスター、“The Blue”ことシロナガスクジラ。心が震えるほど感動することなんて人生でそうそうないと思いますが、地球史上最大の生物シロナガスクジラを目にすることは数少ないその一つじゃないかと思います。まさに”beyond description”というか、心の目に焼き付けておきたい光景としか言いようがありません。自分のスキルを鑑みて「写真撮ってる場合ちゃうわ!」と心底思った瞬間でした(頑張ったところでこの程度ですし・・・)。このすごい生き物とちょっとだけでも人生の時間を共有できたことが最高の思い出です。


モントレー(カリフォルニア) 2013年5月 Monterey, May 2013

海産物が美味しいフィッシャーマンズワーフ、水族館、そしてウォッチングとモントレーは見どころいっぱい。まだピークシーズンではなかったのにウォッチングボートには連日たくさんのお客さんが乗ってました。3日間・合計5回のウォッチングでいろんなイルカ・クジラに出会うことができて、モントレー湾の豊かさを実感した思いです。マイルカ・カマイルカ・ハナゴンドウ・コククジラ・ザトウクジラ・そしてシャチにも出会えました。カリフォルニア沖のトランジエントを見たのは初めてだったので大感動。また機会があればぜひ訪れたい海です。


バッドランド(カナダ) 2013年4月 Badland, April 2013

アルバータ州バッドランドと言えば恐竜化石の宝庫。恐竜好きとしては昔から一度行ってみたかった場所です。あちこちに石油ポンプが生えた広大なプレーリー、そこに突然出現する渓谷、恐竜一色の街ドラムヘラーなどなど、これぞアルバータという風情のある土地でした。個人的に一番の見どころはやっぱりロイヤル・ティレル博物館。ご当地のアルバートサウルスを筆頭に貴重な化石が目白押しで、恐竜ファンにはたまらないところです。中学生の時に大阪の恐竜博で見たT-REXの“BLACK BEAUTY”に再会できたのも嬉しい驚き。クジラもいいけど、久しぶりに恐竜もいいな~と思った旅でした。


ロサンゼルス&サンディエゴ 2013年2月 Los Angeles & San Diego, February 2013

ウォッチングのピークシーズンではなかったですが、ちょっと立ち寄ったロス近郊のクジラ観察ポイントからナガスが結構見られたので勢いでウォッチング船に乗船(値段も$25と安かったので・・・)。実はナガスを見るのは初めて。フィーディング中だったらしく、間近ではそれほど見られませんでしたが、さすが鯨類サイズナンバー2.ずば抜けて高く上がる豪快なブローとスレンダーな体、とんがった背ビレが印象的でした。シャチの写真はこれも一度は行ってみたかったサンディエゴのシーワールド。ちょっと前に生まれたばかりの赤ちゃんシャチがとにかくキュートでした。色々といわく付きながら、Shamuファミリーには長生きしてほしいものです。


サンイグナシオ湾(メキシコ) 2013年2月 San Ignacio Lagoon, February 2013

野生のクジラに触れる楽しさが忘れられなくて再訪したサンイグナシオ。同じ場所・同じ時期なのに、やっぱりクジラの様子はその年それぞれ。印象としては、前回よりも親子クジラがちょっと少なくて、代わりにそこら中でメイティング集団が。浅い場所でフィーディング中のやつもいて色々見ることができました。今回一番面白かったのは、ボートに遊びに来る親子が3回とも同じ個体だったこと、またオスクジラに付きまとわれてるメスクジラが何故か私たちのボートにぴったりくっついて来たこと。よく考えたらボートなんて軽く吹っ飛ばせるパワーとサイズの生き物に、なんの不安もなしに間近で触れるというのはスゴイことだと思います。フジツボとかクジラジラミ満載でちょっと不恰好ながら、フレンドリーさとつぶらな瞳がとっても魅力的なコククジラたちでした。


土佐湾(高知県) 2012年10月 The Gulf of Tosa, October 2012

晩夏~秋は土佐湾のニタリクジラウォッチングが楽しい季節。2012年は8月・9月と連チャンでニタリまみれ・・・のはずが、まさかの2度ともTYPHOON直撃で、桂浜なんかまさに「どっぱ~~ん」という某映画会社のオープニング状態。クジラウォッチングはお天気次第ということを痛感いたしました。でも幸い10月にもチャーターツアーを企画して頂き、3度目の正直でようやく1年ぶりのニタリクジラに会えました。豪快なフィーディングも見られたうえ、帰りには百頭単位のバンドウイルカの群れに囲まれる嬉しいサプライズ付きで、土佐湾の本気を見た2日間でした。シャチはもちろんカッコ良いけど、ザトウも楽しいけど、ニタリもイイ!

・・・しかし今回は自分の写真技量の無さに我ながら呆れました・・・


アラスカ 2012年8月 Alaska, August 2012

6度目のアラスカ。毎年違った姿を見せてくれる土地ですが、この時はアラスカの夏の命というべきサケの回帰がほとんどなく、8月というのに山々はまだ雪化粧で、生き物の気配にやや乏しい感がありました。シャチに遭遇したのは2011年同様1日だけ、それでも運が良いのか悪いのか、もう7頭しか残っていないトランジエントのポッドと3年ぶりに出会うことができました。船をあまり寄せ付けず、水面を背ビレで切るように静かに泳いで行く姿が相変わらず非常にカッコよいシャチ達でした。他にも氷河の前でカヤックしてたら巨大な崩落があって死ぬかと思ったり、相当完成度の高いタコ焼き作ったり、「明日こそはシャチまみれのスーパーポッドや!」と無駄にテンション高かったり(根拠なしですが)、「寒う~~」と言いながらオーロラ探したり(見れませんでしたが)、なんだかんだ言ってもやっぱりアラスカの夏は私にとって1年で一番楽しい旅なのでありました。願わくば、来年こそはスーパーポッドを・・・


熊野灘(南紀) 2012年5月 The Sea of Kumano, May 2012

私のお気に入りのクジラのひとつ、マッコウさん。実は一度も見たことがありませんでした。マッコウなら南紀や!というわけで、クジラ旅で知り合った人達のご縁で初のマッコウウォッチングへ。その少し前に知床で大スカをくらっていたせいで運が溜まっていたのか、こちらは晴天&凪のクジラ日和。マッコウはもちろん、ハナちゃんことハナゴンドウやユメゴンドウ、シワハイルカなど初めて見る鯨類いっぱいで感激。「靴が縦になって流れてきた」と思われたマンボウや、「なんか、、、藻?」と思われたアカウミガメもいたりして、熊野灘すごいわ!と実感できるウォッチングでした。「マッコウは丸太みたいに浮いてるだけだからつまらない」と聞いてましたけど、船の前であんなにぽかーっと浮いてて見放題させてくれるクジラって、めっちゃええやん!!と思ったワタクシでした(その割にほとんど写真撮ってない)。マッコウのためなら長時間の夜バスもノープロブレムです。


サンイグナシオ湾(メキシコ) 2012年3月 San Ignacio Lagoon, March 2012

世界で(たぶん)唯一、野生のクジラに触れる場所といえば、メキシコはバハ・カリフォルニアのサンイグナシオ湾。初めて訪れたそこは想像以上にコククジラ・パラダイスでした。かつて絶滅寸前だったクジラがここまで個体数を回復したことは本当にすごいことだと思います。小さなボートで少し沖に出たらあっちゃこっちゃでブロー、スパイホップ、ブリーチ、ブロー・・・のクジラ三昧。文字通り触れるほどの距離で見る10m以上のクジラ、初めて触った意外に柔らかい感触、言葉や写真では表現できない感動がありました(相当気持ち悪いクジラジラミももれなく付属)。表皮はしっかりしてるけど触感自体は意外にソフト。ナタデココをもっと硬くしたような感じ?ちなみにブローは発酵が進んだお漬物みたいな香り(シロナガスよりはるかにマシ)。大きな体なのにボートの間近での動きはとっても繊細。こんな巨大な生き物がどうしてこんな行動をするのか、とにかくクジラの好奇心に圧倒されます。風と砂の大地、フレンドリーなクジラ。サンイグナシオも一生忘れられない場所となりそうです。


釧路(北海道) 2011年10月 Off The Coast of Kushiro, October 2011

2010年の釧路、2011年春の知床と2連敗中だった北海道のシャチ。3度目の正直なのかどうか、やっと出会えました。3日間中唯一の晴天で、シャチものんびりゆったり泳いでいてこれでもかというくらい観察できました。密集して船と至近距離ですれ違おうもんなら、船上は傍から見てたらこの人らおかしいんちゃうかっていう程のフィーバー。たぶんシャチのヒューマンウォッチングでも相当好成績だったでしょう。散々シャッターチャンスがあった割に写真の出来栄えはひどいです。インスタントのピリ辛春雨を食しながら見てたような人間なのでご容赦のほどを。握りしめてたのはカメラじゃなくてチョップスティックス。毎回思うんですが、おいしい物を飲み食いしながらゆとりの心で楽しむウォッチングが自分にとっては最高の贅沢です。


土佐湾(高知県) 2011年10月 The Gulf of Tosa October, 2011

周りの人間から「え?ニタリクジラ?何それ?クジラの名前?」という至極まっとうなリアクションをもらいつつ、高知県は黒潮町のニタリクジラウォッチングへ。土佐湾に定住するやつはカツオクジラと呼ばれることになったとかなんとか、まだまだこれからの研究が期待されるクジラたちですね。これまで自分にとってヒゲクジラと言えばザトウでしたが、ニタリクジラの流線型ボディの美しさにはビックリです。さすがは「海の貴婦人」(オスでも貴婦人。そこはツッコミ禁止)。ザトウがいかにいびつな形(失礼)をしてるかに気づきました・・・。もう一つ特筆すべきはアラスカとは比較にならない透明度。船の側についたクジラの頭から尾ビレまで、くっきりはっきり見えるのが感動モノでした。「クジラの中でニタリが一番好き」という人が少なくないのも納得です。クジラを轢くんちゃうかという勢いで突っ込んで行くスタイルには驚きましたが、素敵なウォッチングでした。漁船にも驚かない、図太い神経の貴婦人にまた会いに行きたいなあ。


アラスカ 2011年8月 Alaska, August 2011

気が付けばアラスカ5度目。「そんなに何回も行きたいほど楽しいもん?」と訊かれることがありますが、そう、楽しいわけですよこれが。まあはっきり言って行くシーズンも同じ、見られる生き物もほぼ同じ。でも一度として同じ光景に出会うことはありません。人も自然も一期一会。そんなところがアラスカの魅力。この年は曇&雨続きでテンションやや低めでしたが、唯一1日だけ快晴。その日はこれまでのアラスカの良いところをすべて詰め込んだような贅沢な1日でした。朝10時から夜10時まで、a whole day with シャチ。お昼ゴハンも、晩ゴハンも、オヤツタイムも with シャチ。ああ、至福。船に興味を持ってみたり、仲間同士で遊んだり、ぼーっと休憩したり、天気が良いとシャチもいろいろな行動を見せてくれました。締めはサンセットに輝く海でのスパイホップとブリーチ。思わず「最高や~~!」と叫びたくなりました。この1日のためなら残高に大ダメージの旅費を払った甲斐があったというものです。いつかまたこんな日を、なんて思うのは欲どしいでしょうが、改めてアラスカにハマり直しました。


アラスカ半島 2010年8月 Alaska Peninsula, August 2010

4度目のアラスカは、ちょっと足を延ばしてアラスカ半島方面へ。いつもの所と違って、ハイイログマ、いわゆるグリズリーわんさかの世界でした(あいにくサケがあまり戻っておらず、写真のクマさんはどれも痩せ顔で犬みたい)。もちろんシャチやザトウクジラも。シャチは大きな群れと道中で一度すれ違ったのですが、自分の目で見ることに夢中で気が付いたら一枚も写真がなかったという有様。もっとも360度あちこちにシャチというのはどう頑張っても撮れないですが。ザトウに関しては有名なバブルネットフィーディングではなかったものの、それぞれが豪快なお食事風景を見せてくれました。船のすぐそばにザトウが大口開けて飛び出して来た時は一瞬何が起こってるのか分かりませんでした。カモメやエトピリカが次第に集まって鳥山を作り、それがだんだん密集していって、ある一瞬で鳥がさっと離れる。次の瞬間に海面をブチ破ってザトウの巨体が飛び出す。一連のシーンはさながら高度に完成されたパフォーマンス。自然の「静」と「動」を目の当たりにしたような旅でした。


南極半島 2010年3月・12月 Antarctic Peninsula, March & December 2010

まさか自分が行けるとは思っていなかった南極大陸。幸運にも2度訪れる機会を頂きました。「筆舌に尽くしがたい」という表現がありますが、まさにその言葉がぴったりの世界だと思います。見渡す限り雪と氷。ペンギン、アザラシ、海鳥にクジラ。人の手がほとんど入っていない世界で、どの生き物も一生懸命生きてました。何か特別に崇高なものがあるわけじゃなくて、ただ生きてるだけなんですけど、そのありように圧倒されるばかりでした。観光客の影響を最小限にするためにツアーのルールも厳しいですが、この自然の価値を考えるとそれも納得です。自分が日々あくせく働いてる一方で、こういう世界もあるんだと肌で感じられたことが何よりの経験になりました。今この瞬間もあのペンギンは頑張って生きてるはず、と思うと自分も頑張れる気がします。


アマゾン川 2009年12月-2010年1月 The River Amazon, December 2009 - January 2010

熱帯雨林とカラフルな鳥たち、茶色の水とそこに棲むネオンテトラやピラニア、巨大なピラルク・・・。そんなイメージに彩られたアマゾン川は子どものころからの憧れの場所でした。そしてアマゾンと言えばピンクドルフィンことアマゾンカワイルカ。姿を初めて見た時は「ほんまにいるんや~~」としみじみ感動。それにしても人生で最初で最後かもしれない熱帯雨林は目にするもの全てがインパクト大でありました。コーヒー牛乳色の水、不思議な形の木々、のんびり泳ぐクロカイマン、見飽きないハキリアリ、叫びながら空を渡っていくコンゴウインコやサイチョウ、ボートの側から突然飛び出してきた真紅のピラルク、その他名前もわからない生き物たち、などなど。(ちなみにこの下手過ぎる写真ではその素晴らしかった姿が何一つ表現できておりません。イルカに至っては、透明度ゼロの水面から突然ピンクやライトグレーのイルカがプシュっと出てきても、ド素人写真はほとんど波紋オンリー。写真は早々にあきらめて目に焼き付けることに専念しました。)アリに噛まれたり、お約束のようにお腹こわしたり、マラリアの検査で痛い目にあったりと色々なことがありすぎたアマゾン行でしたが、全てが良い思い出です。大河アマゾン、すごい。


アラスカ 2009年8月 Alaska, August 2009

3度目のアラスカ。シャチやイシイルカ、ハクトウワシにブラックベアやラッコなどの生き物たちに懐かしさを感じるようになってきました。アラスカの自然にハマってからというもの、心の一部が常にアラスカに飛んでいるような状態なので、現地に来ると不思議と落ち着きます。おなじみのカラフトマスも、同じ魚は一匹としていないはずなのに、毎年同じように帰ってくるのがなんかとても大切ですごいことのような気がします。私にとってのアラスカの象徴は、実はシャチでもワシでもクマでもなくて、一生の最後にアラスカに戻ってくるサケなのかもしれません。海の生態系の頂点にいるシャチも、この自然の約束が必ず守られることをどこかで知っているんでしょう。来年もまたサケがたくさん戻ってきますように、といつも思います。


コルテス海(メキシコ) 2009年3月 The Sea of Cortez, March 2009

鯨類の豊富さでは屈指のバハ・カリフォルニア。あまり船を避けないというシャチが見たくて、「シャチ来~い」と連日お祈りするも、残念ながらこの時は縁がありませんでした。代わりと言ってはなんですが、「もし見れたらめっちゃラッキー」程度に思っていたシロナガスクジラのオンパレード。あまりに連日出会うので、最後の方は誰もそんなに熱心に写真を撮っていなかったような(笑)。他にも鯨類ではザトウクジラ、バンドウイルカ、マイルカ、コビレゴンドウ、鳥ではカッショクペリカン、カツオドリ、ヒメコンドル、さらに一緒に泳いだアシカやジンベエザメ、意外なところでは初めて見た生きたオキアミ等々、数えきれないくらいたくさんの生き物に遭遇。焼けつくような強烈な日差しとともに、カリフォルニア湾の豊かさを肌で感じた船旅でした。サボテンが茂る荒涼とした大地と、そこからは想像できないほど生命があふれている海のコントラストが忘れられません。あと、帰りの飛行機のドアが壊れて飛ばず、急遽手配されたホテルに転がり込んでスイートルーム合宿状態という「まさかの展開」になったことも良い思い出。お世話になったクルー、仲良しになった同行者の皆様に感謝です。


アラスカ(アメリカ) 2008年8月 Alaska, August 2008

2度目に訪れたアラスカ。サケの遡上にあわせてシャチもやって来るのですが、時期が毎年微妙に変わるので当たり外れもあるそうです。この時は幸い多くのピンク(カラフトマス)とレッド(ベニザケ)、シルバー(ギンザケ)が帰って来ており、前年と変わらない豊饒な自然のありようを目にすることができました。2年連続で頭数が少ないトランジエントのシャチに会えたのもラッキー。トランジエントはレジデントと全然雰囲気が違っていて、船を避ける感じで泳いで潜水時間が長い、そして浮上する場所もてんでバラバラ。ウォッチングの対象としては難しい面もありますが、人を寄せ付けないワイルドさが大変魅力的なシャチでした。道中、洋上で調査をしている研究者の先生にも会いましたが、こちらはフリース2枚重ね着なのにあちらは氷河の海でTシャツ1枚。やはりスペシャリストは違いました。


ビクトリア(カナダ) 2008年7月 Victoria, July 2008

言わずと知れたシャチウォッチングの人気都市。サンファン島以上に、港ではそこらじゅうに“Orca Watching”の看板が。でもお世話になったB&Bのご主人は一度も見に行ったことがないそう。地元だとそんなもんですかね。いろいろなタイプの船に乗りましたが、ゾディアックみたいなゴムボートはあり得ないスピード出します。注意書きに「腰が悪い人は乗るな」・・・なるほどって感じ。サンファン島とウォッチングのポイントが重なっていて、航行中に“Welcome to the United States!”と言われます。おかげで船上も洋上も大混雑。本当はもっとゆったり見られるといいんですけどね。この時見たシャチの中にはガイドさんが「80歳以上」という超シニアシャチも。当時の子シャチは今頃立派なオトナになっているかな。


ハワイ諸島(アメリカ) マウイ島 2007年3月 & ハワイ島 2008年3月 Maui Is., March 2007 & Hawaii Is., March 2008

私の中ではハワイ諸島=ザトウクジラ。ホエールウォッチングのスターのような存在だと思います。特にマウイ島の町ラハイナでは海沿いのメインストリートから沖合を見ればあちこちにブローや水柱が。ついつい足を止めて双眼鏡でウォッチングしてしまう怪しいアジア人でした(他は誰もそんなことやってなかった)。初体験のシーカヤックをしてたら偶然ザトウがすぐ横を泳いで行ったり、ウォッチングではメスをめぐってのオスザトウの勝ち抜きバトルに遭遇したり、回遊してくる個体数が多いハワイならではのすてきな体験をさせてもらいました。クジラだけじゃなく、火山から見た別世界のような光景、星空と夜明け、海の青、流れる溶岩の赤。地球ってすごいな、と思う旅でした。


アラスカ(アメリカ) 2007年8月 Alaska, August 2007

「アラスカ熱にかかる」とは、アラスカの魅力にどっぷりハマってしまうことを言うそうですが、私の場合もまさにそれ。縁あって初めて訪れた夏のアラスカは忘れられない思い出となりました。遡上してくるサケを中心に、クロクマ・ハクトウワシ・トド・ゼニガタアザラシ・イシイルカ・ザトウクジラそしてシャチ。全ての命が自然のままにめぐる。そんな風景の中に自分がいることに感動を覚えました。故・星野道夫氏の著作にもあったように、目の前にいる野生の生き物と、まさにいま、同じ時間を共有している、そんな漠然とした不思議な感覚はかけがえのないものであったと思います。アラスカ最高!


サンファン島(アメリカ) 2006年8月 San Juan Islands, August 2006

ジョンストン海峡で出会ったシャチはいわゆる「北のレジデント」。アメリカ・シアトルとカナダ・ビクトリアの間のピュージェット湾を中心に暮らしているのは「南のレジデント」。そのピュージェット湾に浮かぶのがサンファン島。シアトルやビクトリアからもウォッチング船は出ていますが、せっかくならど真ん中に行こう!ということで一人旅してきました。街には小さなWhale Museumもあり、夏場の観光の目玉はとにかくシャチ!街のそこらじゅうにシャチの絵があって、シャチ好きにとってはまさにパラダイス。ちなみに陸からもウォッチングができるポイントでは2時間粘りましたが残念ながら会えず。いつかリベンジしたいと思っています。


ジョンストン海峡(カナダ) 2005年8月 Johnston Strait, August 2005

水族館でしか見られない生き物だと思っていたシャチ。2005年夏、たまたまネットサーフィンしていたら、ジョンストン海峡で船をチャーターしてシャチを見に行きませんかという個人のサイトを発見。時期が会社の夏休みとぴったりだったこともあり、「これは行くしかないやろ」と即決。当時あこがれだったジョンストン海峡、水平線のかなたにツマヨウジのように並ぶシャチの背ビレを見た時の感動は忘れられません。自然の、本物のシャチ。生き物は本来の生息環境下で見た時に初めてその本当の姿が分かるんだなあ、と実感したものです。ジョンストンに行ったのは未だこの1回だけですが、今でも多くのシャチが健在であることを願います。